毎日の積雪荷重・融雪水量・雪崩危険度の解析結果
2007年5月1日更新

 積雪地域では、積雪による家屋の破損・倒壊、融雪水による地すべりや斜面崩壊などの土砂災害、雪崩など雪を起因とする災害が多く発生しています。中越地震後の被災地では、春先の融雪水による洪水や土石流が心配されました。
 これら災害の危険から身を守るための避難や対処にあたっては、迅速な積雪・融雪・雪崩情報の収集が重要です。
本HPでは、新潟県内の6ヶ所のアメダス観測地点(入広瀬、小出、十日町、安塚、湯沢、津南)と山古志地区の毎日の積雪荷重、融雪水量と雪崩危険度を解析して発信しています。


青森県酸ヶ湯における雪崩情報
2月14日、青森県八甲田山系の前岳においてスキーツアー客が巻き込まれる(死亡2名、けが8名)事故が発生しました。酸ヶ湯アメダス地点の雪崩危険度を緊急発信します。(2007年2月27日)


  アメダスデータを基に株式会社オリスが解析を行っております。詳しくはお問い合わせください。

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 解析地区:山古志 入広瀬 小出 安塚 十日町 湯沢 津南 2006年データ 酸ヶ湯
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山古志 (山古志 入広瀬 小出 安塚 十日町 湯沢 津南 酸ヶ湯 戻る





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酸ヶ湯 (記事)山古志 入広瀬 小出 安塚 十日町 湯沢 津南 戻る


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積雪荷重・融雪水量・雪崩危険度の解析について

 積雪地域では、雪による家屋の破損や倒壊、融雪水による地すべりや斜面崩壊などの土砂災害、雪崩など雪を起因とする災害が数多く発生しています。中越地震後の被災地では、春先の融雪水による洪水や土石流が心配されました。
これら災害の危険から身を守るための避難や対処にあたっては、迅速な積雪・融雪・雪崩情報の収集が重要です。
本HPでは、新潟県内の6ヶ所のアメダス観測地点(入広瀬、小出、十日町、安塚、湯沢、津南)と山古志地区の毎日の積雪荷重、融雪水量と雪崩危険度を解析して発信しています。
 なお、積雪荷重(kg/m2)は面積1m2当たりの積雪の重量です。
    融雪水量(mm/d)は積雪の底面から地面へ融け出す一日の水量です。
    雪崩危険度(SI)は傾斜角30°の表層雪崩と全層雪崩の危険度です。
入力デ-タはアメダスデ-タ(日降水量、日平均気温、日最高気温、日最低気温)を使用しています。山古志地区においては、毎日の気象デ-タの収集が不可能であるため過去の8年間の旧山古志役場の観測デ-タと入広瀬アメダスデ-タとの相関を求め、入広瀬アメダスデ-タから山古志の降水量と気温を推定して解析を行っています。山古志の積雪深は入広瀬の積雪深の値を記録してあります。
 積雪・融雪・雪崩の危険評価の目安としては、木造家屋では積雪荷重が1m2当たり200~300kgになると屋根の除雪が必要になります。融雪水量が1日70~80mmに達すると地すべりや斜面崩壊の発生の危険度が大きくなります。雪崩危険度(SI)が1.5以下になると雪崩の発生する危険性が大きくなると言われています。
 なお、積雪・融雪・雪崩解析は早川の融雪モデル1),2)による。
積雪のせん断強度算定は山野井・遠藤:「積雪におけるせん断強度の密度および含水率依存」雪氷、V01.64-4を参考とする。
( 文責 早川 嘉一 )
[参考文献]
 1) 早川嘉一:積雪下面から流れ出る融雪水の算定に関する一考察、ハイドロロジ-、 Vol.24-4,1994
 2) 杉山博信・A.C.Whitaker・早川嘉一:
   積雪融雪特性の違いが森林山地域における水循環特性に与える影響評価、農業土木学会論文集、Vol.238,2005
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